個人民事再生のメリット、デメリットは?

個人民事再生のメリット、デメリットをいくつかご紹介します。

まずは、個人民事再生のメリットですが、借金が大幅に圧縮される上、専門家に依頼した時点で取立てが止まります。

また、民事再生手続終了までの期間は支払いも中断できるでしょう。

もし、過払い金があった場合には、返還請求を行うことも可能です。

借金の理由を問わずに行うことができ、車などの財産も残すことができます。

自己破産のように借金の全額免除にはなりませんが、その分、失うものも少なくて済むのが個人民事再生のメリットでしょう。

もちろん、個人民事再生にはデメリットもあります。

新しくお金を借りようとしても、八年くらいは新規ローンが組めなくなってしまうのです。

それに、連帯保証人がいる場合には、連帯保証人に一括請求されてしまいます。

それから、継続した収入がなければできませんし、再生委員への報酬も発生しますから、利用できないという方もいるかもしれません。

いずれにしても、借金が返済できなくて困っているのなら、一度無料の法律相談などに行ってみてください。